北海道価値創造パートナーシップ

タイトル・活動の紹介

2017/03/31

リサーチからの学び・地域発見「ところ川学」

【NPO法人常呂川自然学校 理事長 羽根石 晃彦氏】

リサーチからの学び・地域発見「ところ川学」写真01 NPO法人常呂川自然学校は、2002年に任意団体として発足しました。2007年にNPO法人化し、子供から大人まで幅広く「ところ川学」を展開しています。「ところ川学」とはどのようなものかというと、常呂川水系及び自然環境から、地域の資源・財産を発掘・整理して、「地域に誇りを持ち、社会に貢献できる人づくり」を目指す地域学プロジェクトです。 「ところ川学」の取組の区分としては、次の6つです。
(1)環境調査活動
(2)環境教育プログラムの実施・開発
(3)ところ川のデータバンクの構築
(4)市民調査員の育成
(5)市民調査方法の開発
(6)自然体験レジャーの創出

リサーチからの学び・地域発見「ところ川学」写真02 環境調査活動や市民調査員の育成等の一環としては、野生ホタルの調査を行っています。昭和30年代までは、常呂川水系にも野生のホテルが結構いたようですが、現在はほとんど見ることはできません。しかし、この調査によって、3箇所でホタルの生息を確認することができました。
環境教育プログラムとしては、川下りや「体験屋台」といったメニューを子供達に提供しています。「体験屋台」の実例としては、不特定多数の人が集まる祭り等の場に出向き、「水辺のレストラン」というコーナーを構え、川に関心のない子供達の興味を掘り起こす活動をしています。また、ペットボトルを用いて土の保水力を知るという実験も行っています。北見周辺は火山灰が多く、火山灰の保水力の高さを目で見ることにより、森の大切さを実感することができます。
また、自然体験レジャーの創出にも取り組んでおり、春の増水時の川下りや冬の厳寒下での川下りといったイベントも実施しています。
理事長の羽根石氏は、「ところ川学」の振興に当たり、以下の点が重要だと話します。

「人は気づいたり、驚いたりすることで、心が動き、行動へと繋がります。
全ては、リサーチすること、調べることから始まります。」


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